小説家食堂

小説、エッセイに登場するあの料理を食べる

コンビーフのサンドウィッチ(村上春樹『風の歌を聴け』)

“僕はビールとコンビーフのサンドウィッチを注文してから、本を取り出し、ゆっくりと鼠を待つことにした。”(村上春樹『風の歌を聴け』より)

コンビーフのサンドウィッチ

きゅうりは少しずつずらして重ねて並べると切ったときに少しおしゃれ。

 

1979年に村上春樹(1949-)が30歳のときに発表したデビュー作から。もはや、村上春樹というよりHaruki Murakamiですが、彼がはじめて文学賞を受賞した作品です(第22回群像新人文学賞)。春樹さんは早稲田大学在学中に結婚。ジャズ喫茶の店主で生計をたてていらしたことが影響にあるのかもわかりませんが、初期の作品は食べ物の描写が多い。読むからにいかにもおいしそうです。食いしん坊なので強く印象に残っているだけかもしれませんが。気軽に作れるものが多いので、どんな味なのかを想像しながら、今日はコンビーフのサンドウィッチを作って主人公を追体験してみました。

 

函館のトラピスト修道院のバター

左:故郷函館のトラピスト修道院のバター ¥1,080 税抜
日本のバターではあまりない、生きた乳酸菌を用いたヨーロッパ流の発酵バター。素朴でおいしい。
右:明治屋の脂肪の少ないコンビーフ ¥375 税抜
従来品に比べ脂肪を約50%カットしているそうで、赤身を感じる味で味付けはコンビーフにしては少しマイルド。簡単に開けられるカップなので扱いやすいです。


RECIPE
コンビーフのサンドウィッチ(2人分)
食パン(8枚切り)・・ 4枚
コンビーフ・・・・・・1缶
きゅうり・・・・・・・1本
玉ねぎ・・・・・・・・小1/2個
マヨネーズ・・・・・・大さじ1-2
パセリ・・・・・・・・お好みで
粒マスタード・・・・・お好みで
バター・・・・・・・・少々


HOW TO COOK
1. コンビーフを30秒から1分くらい、電子レンジであたためてやわらかくする。
2. コンビーフを待つ間、きゅうりの先端を落とし、斜めに2-3mm幅くらいにスライスする。玉ねぎはスライサーで薄切りにして、水にさらす。
3. 電子レンジからコンビーフを取り出しほぐす。ある程度、ほぐせたら、ぎゅっと水気を絞った2とマヨネーズとパセリを加えて混ぜる。
4. 食パンの片面にバターだけを塗ったのを4枚、片面に粒マスタードだけを塗ったのを4枚つくる。
5. バターを塗った食パンにきゅうりを並べる。
6. きゅうりの上に3を均一に塗って、粒マスタードを塗った食パンでサンドする。
7. 6をラップでぐるりと巻いて、お皿などで軽く重しをして、なじませる。
8. ラップを巻いたまま食パンの耳を落とし、3等分に切る(ビールのつまみに最適な、大口を開けなくても片手でスマートに食べられるサイズ)。


POINT
ラップのままカットすると、具が飛び出しにくく、ふわふわのパンでも指の跡がつきにくいです。コンビーフにレモン汁を少し加えても、さっぱりしておいしいです。

 

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け [DVD]

風の歌を聴け [DVD]

風の歌を聴け [VHS]

風の歌を聴け [VHS]

函館修道院 トラピストバター200g(発酵バター有塩)

函館修道院 トラピストバター200g(発酵バター有塩)

明治屋 脂肪の少ないコンビーフ スマートカップ 80g×24個

明治屋 脂肪の少ないコンビーフ スマートカップ 80g×24個