小説家食堂

小説、エッセイに登場するあの料理を食べる

ビーフ・ステーキ(村上春樹『ビーフ・ステーキ、ビーフ・ステーキ』)

“僕が好きなのはごくシンプルなステーキである。頃合のいい上等な美味い肉をさっと手際良く焼き、肉汁をにがさないように上からかけただけのシンプルこのうえないステーキである。味付けは軽く塩・胡椒くらいでいい。”  (村上春樹『村上朝日堂はいほー!』の「ビーフ・ステーキ、ビーフ・ステーキ」より)

ビーフ・ステーキ(村上春樹『ビーフ・ステーキ、ビーフ・ステーキ』)

箱根・強羅のイトウ ダイニング バイ ノブ (ITHO DINING by NOBU)のステーキランチ。村上さんの故郷、KOBE BEEFが味わえます。

 

1983年から1988年にわたり雑誌連載された村上春樹(1949-)のエッセイから。以前の記事でもこの『村上朝日堂はいほー!』からデニーズを投稿させていただきました。

 

www.shosetsuka-shokudo.club

 

村上さんは神戸牛のふるさと、神戸生まれ。お肉はあまり好きじゃないそうですが、二カ月に一度くらい無性に食べたくなるそうです。本作では、神戸のステーキハウス(お店の名前は特定されず)から、ギリシャで地元の葱を炒めて食べたステーキの味、アトランタのバーで食べたステーキ、小説に出てくる美味しそうなステーキに話が及んでいます。


読者もステーキが食べたくなるエッセイです。

村上朝日堂はいほー! (新潮文庫)

村上朝日堂はいほー! (新潮文庫)